日本一般用医薬品連合会 - 一般用医薬品業界の連携を強化し、様々な課題について取り組みを進めます。

〈画　面〉
目の表面は、ほら、激しく乾いています。
〈画　面＞〉
角膜保護成分（イメージ図）の表現で角膜が乾いてひび割れを起こしているように見えること

〈注　意〉
効能・効果を一つだけ取り出して強調的に表現しますと商品カットで２効能を押さえで記載しても単独効能の強調に当たり専門薬的な表現となります。効能・効 果は２つ以上同じ大きさで記載してくださるようお願い致します。ご注意くださ い。

〈画　面〉
「使用上の注意」の表示で「アレルギー体質の方」の文字が赤字でないこと

〈注　意〉
当該鎮痛薬の「使用上の注意」の文言で「アレルギー体質の方」は赤字で目立たせることになっています。ご注意ください。

〈音　声〉
強い殺菌効果のある主成分

〈注　意〉
効能効果等の表現で「強い○○○」は最大級の表現にあたり認められません。ご注意ください。

〈画　面〉
パッケージの「痛いひざ」の表示

〈注　意〉
パッケージの表示については審査の対象外ですがテレビＣＭの画面で読み取れる場合は広告として審査の対象となります。ここでは「痛いひざ」が画面で強調され、単独効能の強調に当たり専門薬的な表現となります。効能・効果は２つ以上同じ大きさで記載してくださるようお願い致します。ご注意ください。

〈音　声〉
「すごくいいですよ。これ、効くなって」

〈注　意〉
使用シーンで「すごくいいですよ。これ、効くなって」の表現は、禁止事項の体験談に当たるのではないでしょうか？ご注意ください。

〈音声・画面〉
７倍の表現
効き目成分７倍で奥の痛みに届く

〈注　意〉
７倍の表現は自社内の比較であれば表現可能ですがその表現中は画面のテロップで視聴者に分かるように「当社従来品比」の内容を説明不足にならないように表現するべきではないでしょうか？また、「効き目成分７倍で奥の痛みに届く」は７倍だから奥の痛みに届くように誤認を与えます。全体として効能・効果を暗示的に保証する表現にならないようにご注意ください。

〈画　面〉
かゆみ止め成分２倍
即効性UP
新すばやく効く

〈音　声〉
「塗った瞬間、効くー」

〈注　意〉
「かゆみ止め成分２倍」の表現は当社従来品比」の文字を記載して自社内の比較であれば表現可能ですが、「２倍」の文字を強調し、「即効性ＵＰ」となると効能・効果と即効性が２倍になったかのように誤認を与えます。さらに「新すばやく効く」「塗った瞬間、効くー」と即効性について２回以上繰り返しますと強調的で表現可能な範囲を超えた即効性表現と言わざるを負えません。ご注意ください。

〈画　面〉
「液体も凄い」

〈注　意〉
「○○も凄い」の表現は、最大級の表現に当たり禁句扱いです。ご注意ください。

〈音声・画面〉
「治せないとあきらめてた」
「正しい生理に治す」
「・・・重い生理痛」のナレーションと痛がっているシーン

〈注　意〉
承認効能は：月経痛、月経不順、ヒステリー、腰痛、頭痛、貧血、冷え症、血の道症、肩こり、 めまい、動悸、こしけ　です。「治せないとあきらめてた」「正 しい生理に治す」の表現は些かオーバーで原因療法的、特効薬的治療薬の印象を受けます。また、画面の生理痛のシーンと「重い生理痛」の音声からＯＴＣ医薬品の服用を超えた重症度表現ではないでしょうか？ご注意ください。

〈音声・画面〉
「こんなにドロドロした生活を続けたら・・・」「不規則な生活」「脂っこい食事」「運動不足」
血管のイメージ図を使っての説明
「血中に脂質がたまっているかも。○○なら、血中の脂質を減らして、血流をス ムーズにしてくれます。」「サラサラで行きましょう」

〈注　意〉
「不規則な生活」「脂っこい食事」「運動不足」で、こんなに血液がドロドロになるのでしょうか？視覚表現が誇大で不安感を訴求しています。また、「血液をスムーズにしてくれます」「サラサラでいきましょう」の表現も根治的な印象です。ご注意ください。

〈音　声〉
「根本からしっかり治療します」

〈注　意〉
「根本」と「しっかり」の文言を合わせて使いますと強調的で根治の表現となり ます。ご注意ください。